認定医療デザイナー資格

※2025年度応募受付開始します。 応募期間:4月21日(月)~6月20日(金)
※※受講内容を刷新しました。昨年度までの情報をご覧くださっていた皆さまは、今一度ご確認ください※※

 近年、競争が激しくなった病院では、利用者の満足度を高めることを目的とした試みが多く実践されるようになってきました。その時に欠かせないのがデザイン。カッコイイだけではない、「院内の美しさ」「居心地よさ」「情報のわかり易さ」などを、利用者の立場に立ってプロデュースできる人材が求められています。


現時点(2025年月現在)においては、医療従事者を対象とし、
今後の需要に応じて、内容の充実に向けて引き続き検討を図ってまいります。

 

認定制度の目的
本研究会はその目的として、「ホスピタルデザインに関する包括的研究の発展と知識の交流を図り、その成果を普及すること」及び「上記成果を踏まえ、ホスピタルデザイン遂行を担う適切な人材の育成を図ること」を掲げています。認定医療デザイナーの認定は下記の人材育成を目的としています。
1. 医療関連領域におけるデザイナーとしての社会的な役割と信用を確立する。
2. 医療関連領域及びデザインに関し、いずれも必要とされる能力を保持していることを証明する。
3. デザインの応用により、病院・施設と患者間のコミュニケーションをより良くし、病院が時代や地域ニーズに対応できる機会を増大させ、将来の新職種を創生する。


ホスピタルデザイン研究会との関わり認定後はホスピタルデザイン研究会に入会することとします。加えて、総会・研究大会へ継続的に参加するよう努めていただきます。また、認定医療デザイナーとしての質を保つため、自己研鑽を続ける事を義務づけます。ホスピタルデザイン研究会は発表の実施サポートや、必要に応じて個別の相談にも対応します。

※原則として、医療機関に所属している者もしくは所属した経験がある者を対象とします。(順次対象者を拡大予定)
・ホスピタルデザイン研究会の設立趣旨に賛同し、建設的に関わろうと努める者
・ホスピタルデザイン研究会において、必要単位を取得している者
(HD研究会が開催する講演会(共催含む)への出席で1単位、 実践発表もしくは課題作文の提出で5単位が付与される。)
その他に、下記のいずれかの条件を満たす必要もあります。
・医療機関に所属し、企画・広報やアート、デザインに関わる業務において 十分な実績(3年以上の実務経験)をもつ者
・将来的に、医療・福祉分野において、デザインに貢献しようとする志が高く、医学および医療に関する教育を受けている者

認定は、以下の3領域の検定に合格することで与えられます。

1) 学科1:医療に関する知識

2) 学科2:デザインに関する知識

3) デザイン実技(授業の取得単位で判定します)

資格取得のメリット

・医療系の企業や病院などに特化したデザイナーという役割が明確になり、差別化を図れます
・医療知識、情報を自分のテリトリーに加えた上で、デザインスキルをきちんと学ぶ機会となります
・従来のネットワークを医療の世界に広げるきっかけとして役立ちます


資格取得のメリット
資格取得のメリット
必要単位の取得
ホスピタルデザイン研究会が開催(共催含む)する研究会ならびに講演会への参加で1単位取得。
尚、川崎医療福祉大学医療福祉デザイン学科が関連するイベント(メディカルイラストレーション学会等)に参加した者および毎年9月頃開催予定の研修会へ参加可能な者も可。
ホスピタルデザイン研究会が開催(共催含む)する研究会ならびに講演会での発表または講演を行うか、 課題作文の提出(応募書類と同時提出可)をすることにより5単位取得
課題作文用フォーマット (PDF形式PDF (Word形式Word
※ 課題作文は左記事務局宛にメールで送付してください

応募書類を提出(4月~6月中旬)
2025年度受付期間:4月21日~6月20日 
※ 郵送に限る・当日消印有効
  当ホームページ上の申請書類を印刷し、必要事項を記入の上、応募してください。
※ 認定に伴う判定を前提としているため、個人的な情報を含むことをご了承ください。

※ 医療機関内でデザインの実務経験を有する者は、申請書類提出の際にあわせてデザインスキルが確認できる自らの作品(レタリング、デッサン、写真、印刷媒体等)数点の写真またはコピーを提出することで、書類審査時点で審議にかけ、スクーリングの一部または全部を免除できるよう諮ります。

<申請に係る書類>
・申請書類  (PDF形式PDF (Word形式Word
・在職証明書もしくはそれに準ずる書類

<書類送付先>
〒701-0193
岡山県倉敷市松島288
川崎医療福祉大学 医療福祉デザイン学科内
ホスピタルデザイン研究会 事務局担当 合田宛


書類審査(6月下旬審査、7月上旬結果送付)  審査手数料:無料

 認定医療デザイナー認定評価委員会にて書類審査を行います。熱意とホスピタルデザイン研究会が求める医療関連領域におけるデザイン導入に関する理解と知識(広報関連業務やデザインの基礎知識に相当する)を問います。この結果は、7月上旬に直接本人宛にメールで連絡します。この受講審査を通過した者のみが認定医療デザイナー認定に伴うスクーリングを受講できます。

※スクーリングの免除(全部または一部)に関する審査も同時におこない、結果送付時に合わせてご連絡します。(スクーリング受講費用についても全部または一部免除します)
 尚、不明な点は、事務局までメールにてお問い合わせください。

スクーリングの受講2コマ1単位とします。合計6単位修得可能
※※ 受講内容を刷新しました。主にパワーポイントを用いたデザイン演習の講座を行います ※※

2025年度開催日時:8月2日(土)、3日(日)、9月6日(土)の3日間 ※時間は下記参照
開催場所:川崎医療福祉大学 医療福祉デザイン学科内(岡山県倉敷市松島288)
受講費用:15,000 円(7月下旬の指定日までに振込み ※振込み手数料はご負担ください)
※ 体調不良等、理由を問わず全て受講できなかった場合、受講費の返金は行いません。
※ 書類審査結果通知の際に受講案内ならびに受講費用の振込み案内を併せて送付します。
※ 書類審査でスクーリングの免除対象となった方は受講する必要はありません。
※ 定めた日程において受講が困難な場合は、下の対応方法をご確認ください。
  尚、不明な点は、事務局までメールにてお問い合わせください。

(参考)<時間割>   ※ 1日4コマ  全12コマ(1コマ90分)

◎第1回

2025年8月2日(土)  10:00集合/10:15~オリエンテーション(集合場所は後日伝達)
10:25~11:55
デザイン基礎1
12:45~14:15
デザイン基礎2
14:25~15:55
デザイン基礎3
16:05~17:35
デザイン基礎4
デザインとは何か
デザインの下ごしらえ
レイアウト
写真撮影の基本
 ・基本の構図
  ・明るさ調整と色味の調整
 ・写真と光の関係
 ・人物写真の撮り方
文字と文字組み
色と配色
イラストレーション
インフォグラフィック
<スクーリングへの出席が困難な場合の対応>

 原則現地参加とします。オンライン対応はしておりません。
 今年度の書類審査通過後に受講が困難になった場合は、事務局に相談の上、次年度受講してください。
 ※ 次年度も受講料が必要です。

 

◎第2回

2025年8月3日(日)  8:40集合(集合場所は前日に伝達)
8:45~10:15
デザイン実践1
10:25~11:55
デザイン実践2
12:45~14:15
デザイン基礎5
14:25~15:55
デザイン実践3
院内環境の整備
・掲示の基本と実践
(掲示物制作)
A4チラシ制作実践 写真と動画
アニメーション
動画制作
・構成を考える
・編集する
<スクーリングへの出席が困難な場合の対応>

 原則現地参加とします。オンライン対応はしておりません。
 今年度の書類審査通過後に受講が困難になった場合は、事務局に相談の上、次年度受講してください。
 ※ 次年度も受講料が必要です。

 

◎実践課題提出 ※課題内容は8月3日(日)のスクーリングでお伝えします
・チラシ制作1点以上:パワーポイントによる復習
・第3回課題制作(広報物の作成等)にあたり、ラフ案作成ならびに制作に必要な写真と原稿の収集
 ※上記いずれも次回持参のこと
 

◎第3回

2025年9月6日(土)
10:25~11:55
デザイン実践4
12:45~14:15
デザイン実践5
14:25~15:55
デザイン実践6
16:05~17:00
まとめ
自由課題:広報物の作成(使用ソフトはパワーポイント)
ポスター、パンフレット、患者説明ツールなど、各自が実務で制作
しているものを題材に設定して制作。
秋頃に職場で使用予定の制作物など、実務での使用を想定して制作。
※ 各自で制作物の素材を準備すること。
プレゼンテーション
講評会
<スクーリングへの出席が困難な場合の対応>

 第1回、第2回を受講した場合のみ、以下の対応を可能とします。
 こちらが提示する課題の制作物を提出していただきます。
 提出した作品は、担当講師による審査ならびにアドバイスを受けます。
 課題内容は、9月初旬にメールにて直接本人に連絡します。

 ※9月下旬の指定日時までにPDF形式とパワーポイント形式の2パターンで保存したデータをメールにて提出してください。

 ※提出先
  hospital-design@mw.kawasaki-m.ac.jp

 

◎オンライン勉強会への参加(もしくはアーカイブ視聴)
 ・2025年9月(内容:Canvaの活用講座)と2026年1月(写真講座)の2回の開催を予定しています。
  ※両講座受講のこと。開催は平日の17:30~を予定しています。当日参加ができない場合はアーカイブ視聴可能。

 

◎過去のオンライン勉強会のオンデマンド視聴
 ・学会用スライド作成のコツ
 ・DXで進化する病院広報
 ・文章表現
  ※全講座受講のこと。受講のタイミングは受講者にお任せします。

 

◎第13回 研究大会に参加 2026年2月14日(土)開催予定 / 開催場所:岡山県内(現地開催のみ)
 ※やむを得ず欠席される場合はご相談ください。


実践課題の提出(提出締切:11月末・メール送付) 4単位修得可能

医療機関の中で認定医療デザイナー資格を受けようとする者自身が関わった、デザイン改善提案について、効果のあった事例を写真付きで報告してください。(改善前→改善後がわかるもの)尚、提出は、研究会が予め準備したパワーポイントのフォーマットを利用してください。
※ 過去の事例でも構いません
※ 現時点で提出できる実践課題がない場合は、これから実践しようとしている企画案と見込める効果をまとめて提出してください。
※ 提出はメールに限ります。
パワーポイントフォーマットppt

上述の課程を修了した者について認定審査を実施し、認定医療デザイナーとしての認定を決定します。尚、審査員は会長が任命します。
認定審査により、認定が受けられなかった場合は、次年度、本研究会が指定するスクーリングを再受講してください。その場合は、次年度も受講料が必要です。

認定発表(2月下旬に郵送にて結果送付)
認定料:5,000 円
(認定料、認定証、ホスピタルデザイン研究会 次年度年会費3,000円を含む)